現在、熊本と鳥栖間を運行している「SL人吉」だが、本年度末である2024年3月での運行終了が決定している。私はまだ一度も乗車したことがなかったので、運行終了前に一度乗っておきたいと思い、今年(2023年)の4月に何とか指定席を確保して乗車してきた。その記録は下記記事にまとめた(本サイト分離前の本館である天文サイトに書いていた)。
乗車時には動画も撮っていたが、上のブログ記事作成時はまだまとめ編集をしていなかった。今回、やっと動画をまとめてYouTubeにアップしたので、改めてここで紹介の記事を作成することにした。動画のリンクは下記。
今回の動画を編集する際に苦労したのは、写りこんでいる人の顔のボカシ作業。車内はもちろん、停車駅でのSLの周りも人がいっぱい写っている。
静止画であれば上の画像のように一人一人にボカシのフィルタをかけるのは難しくないが、動画は人の場所が移動するので、なかなか難しい。
編集に使っている「DaVinci Resolve 18(無料版)」には、フィルターを掛ける範囲を、動画内の人の移動に合わせて動かす機能(トラッキング)があり、それを使っているのだが、どの人に適用するか等の設定は一人一人手動で行うので、画面内の人が増えると大変な手間になる。
それでも、停車駅での機関車前は人がある程度密集しているので、範囲指定で乗り切ることが出来た。しかし車内では多くの人が分散していて動くので、とても対応できなかった。DaVinci Resolveの有償版には人の顔を自動認識してマスクする「Magic Mask」という機能があるそうだが、私が使っているのは無償版なので、手動でやるしかない。そのため車内の動画では入れるのをあきらめたものが多い。下はその一例。
乗車中には機関車の外側が見えないので、途中の停車駅でしばらく停車しているときには、多くの乗客は外に出て機関車を見たり、記念撮影したりしている。その隙に展望ラウンジに人が居ない様子などを撮影していた。
その後、私も車外に出て、SL前の人混みに混ざって撮影していた。
しかし後でよく考えると、この時に空いた車内の動画を撮影するべきだった。外観については、また別の機会に外からいくらでも撮影出来る。車内は乗車した時しか撮影出来ない。
こうして考えていると、DaVinci Resolveの有償版(DaVinci Resolve Studio)が欲しくなってきた。しかし本格的に動画編集を趣味にするわけではないので、迷うところ。セールなどで安くなってくれば考えたい。
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